名もなき星の民から地球人へのメッセージⅠ(1~5)

(*7月16日加筆) 

 

 

2007年9月、僕は突然ヒーリング能力に目覚めた。

やってきたことを振り返ると、自慢ではなく

並みのヒーリング能力ではなかった。

 

 (今はその当時よりは遥かに控えめな、

でももっと価値のあるヒーリングをしている。)

 

そしてヒーリング能力の目覚めと共に

「メッセージ」を受け取るようになった。

 

自分の内側から語りかけてくる、

自分の知らないことを知っている何者かの存在。

初めての体験だった。

 

数年後、僕は自分の

「本当の名前」

「宇宙人としての名前」

を明かされる夢を見た。

 

また数年後、僕は母に

「実はお父さんの子ではないんだよ」

と教えられる夢を見た。

これは浮気した云々という意味ではなくて、

それまでの成り行きから、

自分の父は異星人だったのだと理解できた。

そういうふうに生まれてくる異星人が時々いることを

その頃には話に聞いて知っていた。

 

それからツインソウルの片割れに出会った。

今は彼女と暮らしている。

 

この60億いる人間の中で

ツインソウルと出会い、互いに認識するということは

本当に奇跡的なことだ。

 

(*情報がいつの段階で止まっていたのか・・・

2018年現在76億人だそうです。)

 

ヒーリングもそうだし、ツインソウルとの出会いもそう。

奇跡を体験すればするほど、

この世界がどんなにか奇跡で成り立っているか

ということが分かる。

 

鳥の声、朝の光、植物の緑、大好きな音楽。

日常を満たしているすべてのことが

当たり前なんかでは全然なく

奇跡なんだと感じられる。

 

広大な宇宙の中に、星の子として生きている、

という自覚は毎日のように育まれ、

毎日のように確かなものになっていっている。

 

 

いきなり以上のような自己紹介をしたものの

僕は元々あまり現実離れしたことが好きではなく

得意でもなかった。

 

ヒーリング能力に目覚めるまで

ヒーリングというものを信じられなかった。 

メッセージを受信するようになるまで、

チャネリングというものを信じられなかった。

 

そういうものを胡散臭く思っていた。

 

ツインソウルというものを疑っていた。

異星人のことも、異星人の転生なんて話も、疑っていた。

 

自分がそういう現実や考え方を受け入れていくのには

とても時間がかかった。

 

でもどうしてもこれらのことを理解し、

受け入れざるを得ない現実の連続だった。

 

そして時間をかけたからこそ

深く正しく理解できるようになった。

 

だから今度は、人に伝えるべき時なのだと思う。

 

僕は自分が生まれてきた目的も次第に理解するようになった。

 

地球に益を為すために、

地球の呼び声に応える形で

僕は地球人として生まれてきた。

 

僕の元いた星は知られていない。

ウェブサイトや本でよく目に留まるような異星人の星ではない。

 

名の知れた星の人々である彼らとは、僕は折り合いが悪い。

というか僕が一方的に違和感を覚えている。

考え方がかなり違うからだ。

 

どういう考え方なのか、 ということは

この先を読み進めていってもらえればと思う。

 

僕はまだ今のところ、同じ故郷の同胞を見つけていない。

つまり、同じことを言っている人にはまだ出会えていない。

 

後ほど述べるように、同じ発達段階の意識同士は同じ思想を持つので

その意味でツインソウルの片割れである妻とは

同じ考えを共有しているけれど、それはまた別の話だ。

 

基本的に、どの星出身であれ、

善意の異星人は地球と地球人に貢献するために

登場したり、教えを垂れたり、転生したりする。

(勿論、地球生まれの地球人で、地球と地球人に貢献する人もいる。)

 

僕は地球という「生き物」に対して、

地球が必要とする波形のエネルギーを伝達するために

生まれてきた。

 

ついでに、地球人類にも何か伝えられることがあるようなら

伝えようとしている。

 

 

地球は生き物として、新陳代謝や変化を続けている。

その大きな流れの中で、人類も同調して変化してきた。

 

人間は人間だけの力で歴史を開いてきたかのように誤解されているけれど

季節の中の樹木や、海流の中の魚と違いはなく、

自分で何もかも決めてきたわけでは全然ない。 

 

さしずめ、流れに流されながら

水を支配したように思い違えている川魚のようなものだ。

 

何もかも言語化できる訳ではない心の世界で

僕が地球から聞き取っていることは

 

「変わりたい。良くなりたい」

 

という思いであって、

言葉にしてみると漠然としている。 

 

どう変わりたいのだろう。

良くなるために何をするつもりなのだろう。

 

何も決まっているわけではない。

僕たちひとりひとりがそうあるように、

状況を見ながらの出たとこ勝負なのだろうと僕は想像する。

 

ただ、いま見える範囲での「より良い場所」に行きたいらしいことは確かだ。

(それを人はアセンションと言ったりもする。)

そのためにその時々の局面で少しでも良い選択ができるように

自分の思いを汲んでくれる援助者を地球は必要としているので、

僕や僕のような人はそれに応えて地球に生まれる。

 

誤解なきように言っておくと、

地球は生き永らえなければならないわけではない。

人類は存続しなければいけないわけではない。

環境は保全されなければならないわけではない。

 

すべての「こうあらねば」は

人間が自分の脳味噌で考えられる限界の下にあって、

しかもすべては人間中心の良い先行きだ。

 

人類が滅びて地球が幸せになるならそれが一つの結果だし、

人類に滅ぼされて地球が壊れるならそれも一つの結果だし、

「こうあらねばならない」理想の結果は

エゴの産物でしかない。

 

だからと言って、

流れに任せて滅びに向かって好きにやればいいというわけでもない。

 

だったらどうしたら良いというのか、と思うかもしれない。

この平行線の議論を止めるためには

たった一つのことが分かりさえすればいい。

 

地球という母親に養われている人類が

地球を滅ぼしてよいものだろうか。

 

同時に、

 

自分たちの永続のために

地球を「管理」するような真似をして良いものだろうか。

 

地球人は、地球と自分を

母と子の関係になぞらえて見る「情緒の発達」が遅れている。

 

多くの地球人が最近語り出した環境保全や持続可能性には

まだまだ愛の感覚が宿っていない。

自己保身のための管理運営の意識がこびりついている。

 

それで保全できるものも確かにある。

でも動機が自己「だけの」保身なら 

遠くない未来、地球はそんな利己的な子供たちのことは嫌うようになる。

環境を保全することに成功したにもかかわらず、

人類は滅びることになる。

そんなことだってあるだろう。

 

「地球を大切にすべきだ」

「環境と共存すべきだ」

「破壊や消費に制限をかけるべきだ」

 

と言えば、

 

「その根拠は」

「必要性は」

「それは非現実だ」

 

などと人々は言い出し、

数字を持ち出し、学説を述べ始め、

人間にも人間の都合がある、と最後には

いつもそこに立て篭もる傾向がある。

 

 

それは僕のような者の目から見れば、

母の苦しみを見て見ぬ振りし、

更に母に負担をかけながら

あくまでも自分のやりたいことを続ける子供のようなものだ。

 

つまりそれは情緒的に間違っている。

 

間違っているからやめなければいけないのであって、

人類の存続に関わるから云々は関係ない。

 

情緒的に考えれば当たり前に分かることが、

論理的にのみ考えようとするから分からなくなっている、

ということを、地球人には気付いてほしい。

 

 

僕は長い時間をかけて

「地球のために、地球の必要とする波形のエネルギーを伝達する」

ことを覚え、日々行うようになった。

 

それが僕の本業だ。

 

僕はさらにもう一つの仕事として

「地球帰属意識」を、声の届く人に伝えたいと思う。

 

意識には段階がある。

 

最も狭い意識は、いわゆる「エゴ意識」

すなわち自己だけを保全しようとする意識だ。

この意識では、誰とも繋がりを見出せず、孤独だ。

 

それが広がると「家族(血族)意識」になる。

少なくとも血を分けた人までは

「自分と繋がっている」と感じられるようになる。

 

それが更に広がると「同胞意識」になる。

血縁を超えて、何らかの形で関わる人々を

「自分と繋がっている」と感じられるようになる。

 

同胞意識は、少人数の仲間から

国家や宗教や民族の単位まで広がっていく。

それでもたとえば戦争がなくならない理由は

彼らに次なる意識「人類意識」に達していないからだ。

 

「人類意識」ではすべての人を同じ人類と感じられるようになる。

 

それでも人類意識だけでは生命世界と共存することは出来ない。

人類しか眼中にないからだ。

それでは、ありとあらゆる「資源」や環境や生命に対して

憐れみの心を持つことはできない。

 

「憐れみ」とは情緒の高尚な表れだ。

 

自分以外のものを思って、

その苦しみや願いを推測する能力を言う。

 

戦争が起きるのは、

同胞意識が他の異なる同胞意識とぶつかるからだと言った。

同じように、

環境破壊が起こるのは人類意識がその他の生物世界とぶつかるからだ。

 

しかし次なる意識の広がり「地球帰属意識」に到達すれば

人類だけのために自然が破壊され動植物が殺されて良いはずがないと分かる。

 

しかしそれでもまだ終わりではない。

「地球帰属意識」では外の星の人々と衝突することになる。

ゴミは宇宙に捨てて良いという理屈になる。

 

この先の広がりは、「宇宙意識」だ。

 

 

今、地球人類は最も程度の低い「エゴ意識」から

「同胞意識」までで概ね織り成されている。

それ以上の意識に到達している人はまだまだ少ない。

 

これは地球がまだ、

これらの低次元意識をかばっているということを意味する。

母親を思いやってくれない子を、

それでも母親が庇い愛するように。

 

しかし地球のもう一つの心は、

自分がいたわられ、感謝され

子と幸せな関係を結ぶことを望んでもいる。

 

地球がこれから人類との関わりをどうしていくのかということは

先程も言ったように決定されていない。

 

それは地球と人類の母子関係の成り行きによっている。

 

 

先程述べた階層のそれぞれに教え人や導き手や

ヒーラーやカウンセラーがいる。

地球へのエネルギー伝達という勤めと共に、

僕は「地球帰属意識」を教えるために、ここにいるかもしれない。

 

それは僕にとって定かではない。

なぜなら人が「地球帰属意識」を本当に学びたいのかどうか

分からないから。

 

「地球帰属意識」は、自分と地球の関係を子と母と捉え、

常に母を思いやること、感謝すること、

母が子の幸せを望んでいることを自覚すること、

自己の幸せが母への貢献と感謝になる、と自覚することだ。

 

勿論、自己の幸せとは

何でも好きにすれば良いという意味ではないし、

「世間並みの幸せ」が叶ったら幸せ、という幸せでもない。

 

人間社会は不幸だ。

「世間並みの幸せのカタチ」が、

大半の人の脳に刻印されているからだ。

 

生きているだけで幸せなのに、

結婚していないから、

お金がないから、

友達がいないから、

仕事に恵まれないから、

不幸せだと思い込む。

 

そのような誤った幻想の幸せを払拭し、

どうしたら本当の幸せを感じられるようになるのだろう。

 

誰もあなたを幸せには出来ない。

あなたが自分を正しく捉え直して初めて、あなたは幸せになる。

 

そのためには「尊い母から生まれた尊い子」という自意識が必要だ。

自分を蔑んではいけないし、

品位を保たなければいけない。

まして間違いだらけの世間と比較して

自分の不幸を指折り数えるべきではない。

 

なぜなら地球という母は、品位ある子を望んでいる。

それは母自身が、品位ある心の持ち主だからだ。

 

ここに僕は、「地球帰属意識」のために必要な心得を書いてみる。

 

1.自分のことを好きになる

2.品位と優しさを持つ

3.生きていることに感謝する

4.自分の内側に静けさを持つ

5.自分のことを「人間」ではなく「生き物」と自覚する 

6.自分らしさを常に追及する

7.地球のために祈る心を持つ

8.出来る範囲で地球への損害を減らす

 

人間の精神波長は非常に大きな影響力を環境に対して持っている。

 

自分を嫌いな人は「嫌い」というエネルギーの磁力源になり、

「嫌い」という砂鉄がそこに集合し、模様を描く。

 

それは地球にとっては、不快な呪符を肌の上に書かれるようなものだ。

 

自分を嫌い、蔑み、軽んじること、

自分に我慢を強い、自分を人生の脇役にすることは

その人は良いかもしれないが

地球にとっては非常な損害を与える行為になっている。

 

それでも人は

「だって私はこんなに悲しいのだから」

という自己弁護で

自分と地球との繋がりを絶ってしまう。

 

これを母は悲しむ。

 

あなたの幸せは、いつも地球という母が見ている。

あなたの幸せは、いつも地球という母の生きる力となる。

 

これは、そういう空想ではないし、

「そう思うことにする」でもない現実で、

僕が聞き取っている声でもある。

 

僕はこのようなことをこれからは時々伝えていくことにする。